行動心理は相手や状況で変化する
まずはじめに、行動心理は相手や状況によって変化することを頭に入れておいて下さい。
「AさんがAさん自身の手首を掴む心理」と「AさんがBさんの手首を握る心理」は全く別物です。ここでは、それぞれの視点で解説致しますので、ぜひ恋愛や婚活にお役立て下さい。
「AさんがAさん自身の手首を掴む心理」を理解しておくと、会話中に相手が相手自身の手首を触る仕草を見て、すぐに相手の感情を察することが可能です。
一方、「AさんがBさんの手首を握る心理」を理解しておくと、デートであなたと手を繋がずに手首を握ってくる彼氏の心理が掴めるようになりますよ。
自分の手首を触る人の心理
会話中に自分の手首を触る人は、会話をしている相手に対して何らかの嫌悪感を抱いている可能性があります。
相手が話す内容に興味や関心が持てない時や、自慢話や愚痴などのつまらない話を聞かされている時に、イライラする自分の気持ちを鎮めたり、落ち着かせるために『なだめ行動』として現れると考えられます。
相手への不満やストレスが極限にまで達すると、つい手が出てしまいそうになるものですが、その衝動を無意識に片方の手で抑えようとする心理が仕草として現れているとも言えます。
自己嫌悪の可能性も
一方、自分自身に対する嫌悪感、つまり“自己嫌悪”が大きくなっている時にも『なだめ行動』として現れることがあります。
ひどい後悔や、自分自身が許せない(=自責の念)など、溜まっているフラストレーションが自分の中から外へ漏れ出ないように片方の手で“せき止めている”と考えるとわかりやすいでしょうか。
相手の手首を握る人の心理
最近の男性に多い「自己防衛タイプ」
いつしか男性は肉食系と草食系に分類され、最近はずいぶんと肉食系が減って草食系が幅を利かせているようです。そんな中、女性の手を触ったり握ったりすることに抵抗感を抱く男性も増えています。
初デートともなれば、ほとんどの男性が手を繋いでこないという嘆かわしい噂もあるほどです。心理学的に分析すると、嫌がられるのではないかという怖れを抱き、拒絶されるのを回避しようする心理(自己防衛)が働いているためではないかと考えられます。
草食系男子は意外と男っぽい?
とはいえ、男らしくないと思われやしないか、女性として魅力がないのではと変に誤解させてしまうのではないか、いずれにしてもこのままでは男がすたる…。という“繊細さ”と“男っぽさ”が混在する思考を持っているのも草食系男子の特徴です。
確かに見た目は肉食系男子のような厳つさはありません。しかし、草食系男子は見かけによらず硬派なところがあり、時に肉食系男子よりも大胆な行動をとることもあります。最後には意地を見せるでしょう。どうにか突破口を見つけ、自分の中で折り合いをつけようとします。
その折り合いをつけるのにちょうどいいのが『手首』なのです!
手よりも手首を握るほうが“リスクが小さい”と考える男性は多いようですよ。
手をつなぐのは恥ずかしいけれど、女性の手首を優しく握りながら「こっちへ行こう!」とリードするのは自然だし、むしろそれはそれで男らしいのではないかと今どきの男性は言います。
女性の華奢な手首は男性本能を刺激する
男性には女性を守ろうとする本能があります。明らかな腕力の差が男性をそうさせるのでしょう。女性の華奢な手首を見て男性本能が刺激されるのは自然なことです。
余談ですが、電車の中で吊革をつかむ女性の手ではなく手首に目が行ってしまう男性はかなり多いんですよ。男性に手首を見せることは男心をくすぐるアピールポイントになるということも覚えておいて下さい。
男性の視線を自分の手首に集める方法
気になる男性の視線を自分の手首に集めたいのなら、手首で揺れ動く細めのブレスレット等を身に着けると効果的です。なぜなら、ブレスレットのような細めのアイテムを取り入れると手首をより華奢に見せる効果があり、揺れ動くものを目で追いかける男性の狩猟本能も刺激できるからです。
キラキラ光る細くて小ぶりな腕時計などもアリですよ。秒針が動くタイプのものを選ぶとより効果的です。
いずれにしても、男性の視線が行きやすいように手首の露出をなるべく増やす配慮をすることがポイントです。恋愛や婚活では手首を餌に男性を釣ることも戦略に加えてみて下さいね!